弊社では、毎週月曜日の朝8時から朝礼を行っております。現在はラジオ体操、安全唱和、活動報告、KY活動…といった順で行っており、週始めの有意義な時間となるように社員一同、試行錯誤を続けております(写真はラジオ体操中の1枚…なんだかスゴい眺めですね^^;)。

事故が起こる3つの原因

ところで、今朝の朝礼では、消防設備業一筋52年である社長の森山が、自らの経験・知識を踏まえて「事故が起こる3つの原因」について話をしました。「安全第一」というのは私たちにとって永遠のテーマですし、もしかするとあなたにも役立つ内容かもしれませんので紹介させていただきますね。

原因①:準備不足

事故の原因の7〜8割はもうこれに尽きるそうです。現場に行く前の準備から、現場で作業を始める前の準備、KY活動なんかもこれに入るでしょう。実際の作業に移る前に「どんな危険が潜んでいるのか」「どうすれば安全を確保できるか」といったことを事前に考え、準備をしておくことで多くの事故は防げると。当日になって「あれがない」「これがない」なんて言っていたら、注意力が散漫になり安全を意識することなんてできないでしょう。よく「準備8割、実行2割」なんて言われますが、安全に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。

原因②:知識不足

次に大きな原因となるのは、担当者の知識不足です。たとえば、私たちのように「消防設備士」の資格をもとに仕事をしている場合は、当然ですが消防設備や消防法などへの知識が必要になります。プロとして仕事をする以上、必要な知識を身に着けていくのは当然のこと。実際、設備に関する知識が不十分なまま仕事をするのが、いかに危険かというのはわかるでしょう。勉強して知識を身に付けることは、社会人になってからこそ重要なこと。自己研鑽を怠らないようにしたいですね。

原因③:打合せ不足

3つ目は、社内はもちろん協力業者(職人の方々)との打合せ不足です。現場には複数の人がいるものですが、自分以外の人間が何の作業をしているかを把握していないまま仕事をしていると、出会い頭の衝突・落下といった事故が起こりやすくなります。打ち合わせを始め、コミュニケーション不足は安全を脅かします。同じ現場で共通の目的に向かって協力し合う仲間とは、しっかりと打合せをして情報共有しながら仕事を進めること。それが安全をつくることにもつながりますね。

安全は意識的な行動から

以上、具体的な内容はここには書ききれませんが、まずはこの3点「準備」「知識」「打合せ」が安全をつくるのだという意識を持って仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。もちろんこれが全てではありませんが、業界一筋52年の技術者の知恵として紹介させていただきました。これらの意識が薄れていかないように、現場に行く前も行った後も「KY活動」をはじめとした行動につなげていきたいですね。

それでは、今日もご安全に!